職場復帰

職場への復帰は可能か?などを検討

会社の面接の時にパニック障害であると正直に言うべきか、在職中にパニック障害になってしまったらきちんと報告するべきなのか、治療に専念するために会社を辞めなくてはならないか、パニック障害であると会社に告げずに、仕事を続けることは可能なのか、休職してもちゃんと復帰できるのか……。

病気であることを会社に伝えるのは、かなり勇気がいるものです。
告げた後は一体どうなってしまうのか、隠しておいたほうがよいのか、誰もが気になるところでしょう。

パニック障害の人が抱えがちな、これらさまざまな疑問について検討してみました。

就職では不利になりますが…

会社の入社面接で、自分はパニック障害者であると正直に言うべきかどうか?
現在就職活動中の方なら、非常に悩むところでしょう。

結論から言えば、パニック障害を抱えていると不利になるのが現実です。
病気を理由に内定を取り消された、不採用になったというケースも少なくありません。
しかし諦めずに探せば、病気への理解を示し受け入れてくれる企業は必ず見つかります。

採用基準は、どんな職種を選ぶかや、その会社の雇用形態などによって全く違いますので、就職は100%無理ということは決してありません。

また軽度のパニック障害であれば、薬で発作を抑えながら普通の人とまったく変わらずに働くことも可能です。
現在治療中の状態にあることや、仕事への熱意を真剣に伝えて、就職に成功した人はたくさんいます。

病気であることを言うべきか言わないべきか、どちらが良いとは一概に言えません。
しかし面接時は黙っていて、入社後に発覚し悪い印象を持たれるよりは、正直に話しておいたほうが後々のトラブルを防げることは確かです。

在職中に発病したら上司に報告を

もし在職中にパニック障害になってしまったら、どうすればよいのでしょうか?
業務に支障を出さずに働く自信があるのであれば、黙っていても構わないでしょう。
しかし多くの場合、なかなかそうはいきません。

一般的に会社は、人間関係や日々の業務などでストレスを強く感じる場所です。
ストレスはパニック発作を誘発させますので、業務中に何度も発作が起きたり、会社を休みがちになったりすれば、さすがに他の社員に「何かおかしい」と気付かれてしまいます。病気であることを隠して仕事を続けても、自分が苦痛なのは勿論ですが、周囲にも迷惑を掛けてしまいます。

パニック障害を発病したら、きちんと上司に報告するのが望ましいです。
治療を受けながら仕事を続けられる状態かどうか、治療に専念するために休職するべきかどうかを、専門医師と相談・診断してもらいましょう。
そして診断結果をきちんと会社に報告し、今後どうするかをよく話し合ってください。

会社によっては復職が可能です

パニック障害により、医師より十分な休養が必要であると診断されたら、休職の手続きをとりましょう。
会社への迷惑を考慮して辞職するという選択肢もありますが、会社によっては復職が可能なこともありますので、焦らずによく話し合い、検討することが大切です。
もし退職せざるを得なくなったら、傷害手当金の受給を申請するという方法もあります。

パニック障害の人は、「一刻も早く治して職場に戻りたい」「治療しながら再就職活動をしたい」と焦るあまり、病気を悪化させてしまうことがよくあります。
パニック障害はじっくりと時間をかけてストレスを取り除き、治療に専念することが必要な病気ですので、決して無理をしてはいけません。

完治までにかかる時間は人それぞれですが、少なくとも発作が完全に治まり、広場恐怖や予期不安が解消されるまでは仕事は休みましょう。
休職中は仕事のことは考えず、病気を治すことだけに集中するのがベストです。

ただしどうしても働かなければならない場合は、週に数回程度のアルバイトをする、短期間だけの仕事に就いてみる、といった手段もあります。

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